駐在員家庭の日本語維持チェックリスト|子どもの読み書きが不安なときの対策
駐在員家庭で起こりやすい日本語の悩み
海外赴任中の子どもは、現地校の学習、友達関係、新しい生活に適応するだけで多くのエネルギーを使っています。日本語は家庭で話しているから大丈夫と思っていても、読み書きや作文は意識して時間を取らないと弱くなりやすい分野です。
次のチェックに当てはまる項目が多い場合は、日本語学習の進め方を見直すタイミングかもしれません。
日本語維持チェックリスト
- 日本語の本を読む時間がほとんどない
- 漢字の練習を嫌がる、または親子喧嘩になる
- 出来事は話せるが、気持ちや理由を説明するのが苦手
- 作文を書くと短い文だけで終わってしまう
- 帰国後に日本の授業についていけるか不安がある
- 家庭学習の声かけが保護者の負担になっている
チェックが多いときの対策
1. まずは会話の質を上げる
「楽しかった?」で終わらせず、「どんなところが楽しかった?」「どうしてそう思った?」と聞くことで、日本語で理由を説明する練習になります。これは作文の土台にもなります。
2. 読み書きは短く、継続できる量にする
一度に多くの課題を出すよりも、短い文章を読んで一言感想を書く、よく使う漢字を数個だけ確認するなど、続けられる形にすることが大切です。
3. 第三者の先生を入れて親子の負担を減らす
保護者が毎回注意する形になると、子どもにとって日本語学習が嫌な時間になってしまうことがあります。先生が入ることで、子どもは学習として受け止めやすくなり、保護者は見守る立場に戻りやすくなります。
海外生活を強みに変える日本語学習へ
駐在員家庭の子どもは、異文化の中で多くの経験をしています。その経験を日本語で表現できるようになると、帰国後の作文、面接、発表でも大きな力になります。おさるの森日本語学校では、海外で育つ子どもの経験を大切にしながら、日本語の読み書きと表現力を育てます。
